【報告】ウイグル証言集会in福岡(大野城)

 

 

 幹事長 兼 副会長の小坪慎也です。
 本日、11月29日、福岡でのウイグル証言集会も無事に盛会に終えることができました。滋賀県、広島県に続く三都市での連続開催が無事完了しました。ウイグル協会にとっても極めて大変な日程であったと思います。
 三連続開催のフィナーレとして、新聞記事でも大きく取り上げられています。

 私は前日の広島にも参加しておりましたので、福岡での開催は、保守の仲間にご協力をお願いしていました。本当にありがとうございます。

(密を避けるため席と席の間は大きくとらせて頂きました。入場者を増やすため、もともと広い会場をお借りしております。)

(開会前の一コマ)
右よりアフメットさん、原田義昭先生、丸山治章会長、ハリマトローズさん、小坪。

 

 

 

 

会場風景
以下、会場の写真を紹介させて頂きます。

 会長挨拶)
 ウイグルを応援する全国地方議員の会から、丸山治章会長です。逗子市議会議員であり、神奈川県からの参加です。議員個人で、証言集会を何年も何年も開催してきました。
 奥にいるのは、司会をさせて頂いた私(小坪)です。

 

 

 会場は、開会前から多数の参加者がおり、開演まで時間があったので参加者からの様々な質問に地方議員として答えていきました。後述しますが、県外から(このために参加した)中国人もおりました。中には難しい質問もあったのですが、これらの会場での”さばき”は、かなり気を使っていかねばならないと思います。

 

 国においても国会議員連盟が再稼働しておりますが、来賓として地元選出の衆議院議員の原田義昭先生が登壇してくださいました。

 国においても国会議員連盟が再稼働しておりますが、来賓として地元選出の衆議院議員の原田義昭先生が登壇してくださいました。
 参加者からは、国会議員の参加は心強いという声があがりました。また、他府県の地方議員からも原田先生に対して感謝の声が多数寄せられました。

 ロビー活動として提案したいものは複数ありますが、”証言者たちへの警備に関する特段の配慮”は早急に求めていきたいという話をしました。もちろん”ウイグル協会の役員”についても同様です。また、場合によっては地方議員の会においても警備に関する要望を行う必要性を感じています。

 

原田先生の投稿

 

 

 

証言集会を主催して感じたこと

 私は司会として、主催側スタッフとして参加させて頂きました。

 実は相当に気を使っておりました。実は、福岡会場ではありませんが、過去の証言集会においてトラブルになりかけたことはあるのです。質疑応答にも気を使いますし、受付での言い争いに近いこともあったのです。特に、福岡会場は大きく、来場者も多い。

 

 写真右側、司会席でちょうどスマホを触っているのが私です。見ようによっては恰好悪い行為だとは思いますが、福岡は会場も大きいため、司会席から(スマホで)淡々と指示を飛ばしていたのです。

 初期に出していた椅子が埋まり、あと何席だしてくれ等の手配もここから行っていました。

 会場内には複数の国会議員秘書、主催側スタッフが配置されており、大きな会場になりますと(万が一に備え)指揮命令系統、取り押え・強制退出のことまで考えねばなりません。その準備もしていました。

 

 結果的に混乱はありませんでしたが、例えば県外からこれれた中国人の方からも複数の質疑応答はありました。

 この角度から見ると分かると思いますが、このような形で司会として「会場全体を注視する」のが私の仕事です。その意味では、証言集会とは単なる保守系講演会とは、準備や体制構築も含めて全く異なります。

 

 県外からこのために来場したと、中国人を名乗って質問された方がおりました。これについては、ウイグル協会には回答はさせず(司会にはその権限がある)、地方議員である丸山会長と私にて対応しました。

 「ウイグルの人権問題だけを取り上げるのか、これは反中国共産党の活動なのか。もしくは中国そのものと敵対しての活動なのか。」などでした。かつ、中国の団体名(それなりに有名)を名乗っての質問であったことも付記いたします。

 会場に緊迫感が走りました。
 我々は”議員個人の私見”という形で、各個に回答いたしました。地方議員であれば、一般質問などで質問・答弁に慣れており、ある程度であれば対処能力をもっています。

(のち、地方議員の会は、主催には地方議員を充てるように内部決定。できるだけベテラン議員を配置するようにしました。)

 

 

 

報道の紹介
産経新聞の記事になりました。
ご覧のように非常に大きな記事です。

※ 文字が小さくて読めないという声もあると思うので、web版のテキストも下記に記載しておきます。それだけ大きな紙面を使ってくれました。

 

「小説ではなく現実だ」福岡でウイグル族への人権弾圧伝える集会

 

 中国政府による人権弾圧にさらされるウイグル族の現状を知ってもらおうと、神奈川県逗子市議ら有志の地方議員で結成した「ウイグルを応援する全国地方議員の会」が29日、福岡県大野城市の大野城まどかぴあで集会を開いた。基調講演した日本ウイグル協会のレテプ・アフメット副会長は「人権侵害をはるかに超えた国家犯罪だ」などと訴えた。(中村雅和)

 中国・新疆(しんきょう)ウイグル自治区ではウイグル族への迫害が深刻さを増しており、100万人以上のウイグル族が強制収容されているとみられている。集会で、レテプ氏は「これまでも中国政府による同化政策で摩擦、衝突があったが、約4年前から、不満を持ちそうな人を閉じ込めることによる社会安定政策を始めた」と指摘。収容所の実態に関する欧米メディアなどの報道を引用し「ウイグル人の伝統への自己批判などを強要され、拷問や虐待が続いている」と訴えた。

 その後、複数の在日ウイグル人が登壇し、自身の境遇を証言。ウイグルで生活する家族の安全を引き換えに、中国当局から情報提供を求められたと訴えた同協会理事のハリマト・ローズ氏は「これは小説ではなく、現実だ。(電話は)私にとってテロだった。強制収容所で死んだ知人もいる。命を守るために力を貸してほしい」と涙ながらに訴えた。レテプ氏も自身にも同様の要求があったことを明かした上で「中国国外に住むウイグル人を黙らせる強力な武器として、家族を人質にしている。同様の事例は世界中で起きている。放置してはいけない」と語った。

 地方議員の会の丸山治章会長(逗子市議)は「ウイグルでは歴史上まれに見る、ナチスを上回るジェノサイドが進行している。ウイグルだけではなく、人類の問題だ」と述べた。

 来賓の原田義昭元環境相も「愛する家族の行方が分からないことは、自分の身に置きかえれば、どれほど辛いことか分かる。人権弾圧、民族弾圧を容認してはいけない」と語った。同様の集会は、滋賀県大津市、広島市でも催された。

 

 

 

 

今後の方針

 さて、全国地方議員の会という組織をもって、行政対応および国との折衝を開始するにあたり、我々なりに交通整理も考えている。
 本日は、幹事長として私も一言述べさせて頂きましたが、「主催:地方議員の会」および「共催:日本ウイグル協会」の形をメインに据えていきます。

 これは”証言集会の設営”などについては、こちら側で責任をとっていくという意味です。
 また、主催がウイグル協会であった場合には、(質疑なども含め)ウイグル協会が攻撃対象となってしまう危険性が否定できず、地方議員が盾になるためこの形式としました。
 本稿で報告させて頂きましたように、注目が集まっていく中で様々な方が来場されます。いわゆる保守系講演会と同じ考えで開会すると、何があるか分かりません。

 のちの協議において、今後の証言集会は”地方議員の会が窓口となり主催して欲しい”旨、日本ウイグル協会から要請を受けており、地方議員の会は内部検討の結果、これをお受けいたしました。福岡会場でも緊迫感はあり、過去の事例を踏まえると、現在の情勢を鑑みるに、今後はウイグル協会自らが主催し、証言集会を運営するのは難しくなっていくだろうという双方の判断です。

 

様々なご意見があるかと思いますが、以下の3点を聞けば納得かと思います。

①会場の警備
②証言者の安全確保
③参加者の情報保全

 証言に立つのは、ウイグル協会の役員だけではありません。県内に在住の在日ウイグル人らも証言に立ってきました。顔・名前が(中国に)バレていない方もり、身分を伏せて証言に立つ場合もあります。
 撮影・録音を禁止して運営したこともあり、「証言者を守る」ことは最優先課題です。協会の役員であれば対処能力も有しておりますが、在日ウイグル人は普通の民間人です。例えばローズさんの事例のように、家族を殴られスパイ強要という可能性も否定できません。

 また、参加者の情報保全も重要です。具体的には、参加者名簿のことであり、証言集会に参加した「日本人の一覧」を必死に探そうとする方もいるのです。選挙経験のある地方議員ならば、その意味はピンときますし、保管方法や対処も慣れています。ようはウイグル問題に着目している日本人の名簿を狙う存在が実際にいるということです。
 これら個人情報の取扱いには、市政報告会を開催してきた地方議員は長けています。受付でのトラブルとは、こういう事態を指します。

 「会場警備」でありますが、具体的には警察からの援護です。福岡会場においても警察の警備を要請しましたが、断られました。参加してくださった原田先生に要請し、証言者・協会役員を守るためにも特段の配慮を求めています。過去の大阪での証言集会でも警察の警備は受けられておりません。
 原田先生のみならず、複数の国会議員の協力の結果、福岡集会以降の証言集会においては、警察も来場してくれるようになっています。ただし、どの民間団体でも可能という形ではなく、地方議員の会が主催し、国会議員に要請を行った場合という条件下です。

 

”地方議員の会”として同一名称で証言集会を開催し、その経験と結果をレポート化し、要望活動を継続した結果、なんとか現状はここまで来ました。
その結果、証言集会は、ウイグル協会の要請のもと、地方議員の会が主催し、協会を共催とする形になりました。これはウイグル人を守り、かつ参加する日本人を守るための処置です。

 

三都市での連続開催、かなり厳しい日程であったけれども、無事に福岡集会を盛会に終えることができて嬉しく思います。弾丸日程のウイグル協会の役員の皆様、お疲れ様でした。登壇してくださった原田先生、深く感謝いたします。なにより、参加してくださった皆様に深く感謝いたします。

ありがとうございました。

 

 

 

幹事長 小坪慎也

行橋市議会議員3期目。 保守系ブロガーとして活躍、月間30万人(最大値)の訪問者数を誇る。 正論など保守系雑誌にて寄稿。

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