ウイグル活動において留意すべき問題についての提言

2021年6月10日 資料

 

 

ウイグル活動において留意すべき問題についての提言

 

~日本ウイグル協会の正統性の証明~

(ウイグル人活動家 トゥール・ムハトメット氏の諸問題を含む)

 

 

 

令和3年6月10日 第三版 公開

発行 : ウイグルを応援する全国地方議員の会
共著 : 三浦小太郎(評論家)       

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・はじめに ~ ウイグル問題に取り組む地方議員組織として
 私どもは、本件ウイグル問題に取り組む地方議員の組織であり、複数の議員による一般質問などの議会活動や、また日本ウイグル協会役員や在日ウイグル人を招いての証言集会を主催させて頂いております。本書は当会が、十年以上の間に渡りウイグル活動を支えてきた日本人支援者らの協力のもと、過去の歴史と現状を精査・ヒアリングを行い、共にまとめた資料になります。
 平素よりウイグル問題に注目して頂き、また本書を手に取って頂いたことにまずもって感謝いたします。本問題に取り組みたいと強い熱意をもって頂ける先生方や日本国民が増えてきており非常に嬉しく感じております。その上で、知っておかねば政治リスクの高い諸問題があることも残念ながら事実であり、警鐘を鳴らす目的とともに円滑にウイグル問題を取り上げていくため提言を行わせて頂くべく、留意事項を本書にまとめさせて頂きました。
 把握してさえいればトラブルになることはないためご安心いただきたいのですが、直近においても想像以上のハレーションが生じた事例もあり、過去の歴史と共に直近の事例についても集合知とさせて頂けるようお願い申し上げます。

 欧米各国をはじめ中国共産党の人権弾圧については世界各国からも抗議の声があげられ、また日米共同声明においても明記される等、すべての政治家にとって注目すべき問題となっております。国民の注目度も高く、有権者の関心も高い状況にあることはご存じの通りです。結果として、新たにウイグル問題に興味をもって頂いた国会議員・地方議員の先生方や、何とかしたいという熱意をもって支援をはじめた日本人が多数いる状況です。
 このたび、ウイグル問題について長期のサポートを行ってきた日本人の古参支援者らから総合的にヒアリングを実施し、その協力のもと本書を執筆させて頂きました。

・ウイグル人の一本化は完了している。
 本書においては言いにくい負の歴史についても記さざるを得ないのでありますが、諸般の問題については既に解決済みであることをまずもって報告させて頂きます。その解法とは「日本ウイグル協会が、唯一公式の窓口である」というワンフレーズに尽きます。
 実はウイグル問題が現在のように一本化されるまで、過去においては内部での権力闘争もございました。国会議員や有名な著者が巻添えになる事件も発生してしまいました。
 例えば対立する在日ウイグル人に対し、指導者的立場にあったトゥール・ムハメット氏が(一般のウイグル人に)一方的に“中共のスパイ”のレッテルを張り、お名前を出すことに抵抗はありますが、櫻井よしこ先生が信じてしまい、当然ながら誤報であったため謝罪する事態もございました。世界ウイグル会議の当時の総裁まで同じ毒牙にかけてしまい、さらに異なるウイグル人が同様の被害にあっています。加えて、なんと世界ウイグル会議の総裁のビザ発行妨害まで試みるという事件がありました。内紛の規模が余りに大きく、これらについては結果的に現場で緘口令がひかれるような構造になっていた次第です。
 想像以上の政治トラブルが散発し、結果としてウイグル国会議員連盟は長期の活動停止状態に陥ってしまいました。本書で記していくのは、過去にどのような問題があったかの指摘ではなく、どれほどの汗が流されウイグル問題が一本化されていったかという建設的な活動の系譜になります。
 

 

 

各章のリンクより全文をご覧いただけます。

 本書はウイグルを応援する全国地方議員の会が、各自治体の議員および共闘する国会議員に対しウイグル問題を政策的に取り上げる際に留意すべきガイドラインとして必要な情報をまとめたものですが、広くウイグルを応援する方々にも情報共有のため公開させて頂きます。
 これまでの経緯の説明のため必要な情報を網羅しており、非常に情報量の多いものになっています。「はじめに」を読まれたあとに「結語」を、それから各論を読んで頂けると、より内容が理解できるかと思います。

 

 

ウイグルを応援する全国地方議員の会

会としての公式見解になります。